イベント
更新日:2022.06.15
横浜市招待国際ピアノ演奏会にちなみ、演奏に役立つ関連講座を11月19日(土)に開催します。
常にいい音、最高の状態でピアノを提供し、その技術に多くの名ピアニスト達から信頼されている大里和人氏。自身のエピソードも交えながら、調律師の仕事、最良のピアノとは・いい音とは、ピアニストの身体の使い方等についてのレクチャーを行います。調律師の仕事をする中での密かな喜びや、シフラ、リヒテル、ピレシュといった名ピアニスト達と交流のエピソードもご紹介。「ピアノ」という楽器がより身近に感じられるレクチャーです。
【講師プロフィール】
1950年東京生まれ。日本楽器大阪ピアノ技術研究所を経て1971年に日本楽器製造(株)入社。1973年から日本楽器大阪ピアノ技術研究所に講師として、1980年に浜松のヤマハ株式会社本社に新設されたピアノテクニカルアカデミーの初代講師として配属される。1982年ヤマハ・ヨーロッパ ピアノ技術課 (ハンブルク)に配属されて以降、リヒテル、ピレシュなど多くのピアニストの信頼を得てヨーロッパでコンサート調律を行う。2002年にヤマハを退社し、現在に至るまでフリーランスで活躍している。
1822年、詩人アダム・ミツキェーヴィチがポーランド語の詩集『バラードとロマンス』を出版したことにちなみ、ポーランドの国会下院は2022年を「ポーランド・ロマン主義200周年」記念年に制定すると決議しました。ロマン主義といっても、じつは国によって事情はずいぶんちがいます。なぜ「バラード」が原点だったのか、ポーランド独自のロマン主義とはどんなものなのか、当時12歳だったフリデリク・ショパン、あるいは60年後に生まれるカロル・シマノフスキは、ロマン主義とどんな関係にあったのか、わかりやすくお話ししたいと思います。(関口時正)
【講師プロフィール】
ワルシャワ大学出版会から継続出版中の新訂『フリデリク・ショパン書簡集』の日本語訳プロジェクト責任者。同書は邦題『ショパン全書簡』シリーズとしてすでに3冊が刊行されている(岩波書店)。著書に『ポーランドと他者』(みすず書房)、訳書に『ショパン歌曲集』、『シマノフスキ歌曲選集』(Ⅰ&Ⅱ)、A. ミツキェーヴィチ『バラードとロマンス』、『祖霊祭』、S. レム『インヴィンシブル』、B. プルス『人形』などがある。
参加無料
9月26日(月)受付開始
ご希望の方は事前に横浜みなとみらいホールチケットセンターへお電話にてお申込みください。
Tel. 045-682-2000(月~木11:00~16:00 祝日・休業日を除く)
横浜みなとみらいホールチケットセンター
045-682-2000
(電話予約 月曜~木曜 11:00~16:00(祝日・休業日を除く))
主催
横浜みなとみらいホール(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
共催
協賛
助成
後援
企画
横浜市招待国際ピアノ演奏会企画委員会
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